「劇場」を楽しむ ~シアタークリエ~

2018/10/19

「劇場」を楽しむ ~シアタークリエ~のイメージ画像
「天のや」のたまごサンド

ライブ・エンターテインメントを観に行く「場所」が劇場ですが、せっかく足を運んだからには「劇場」そのものも楽しんでみてはいかがでしょうか。今回は日比谷にありますシアタークリエの楽しみ方を「グルメ」、「アート」、2つの視点でご紹介いたします。


【グルメ】
実は、シアタークリエは小腹を満たすグルメの宝庫です!芸能人御用達グルメとして知られる天のやのたまごサンド、銀座十石のおむすび弁当といったフードはもちろん、岡山県のお取り寄せスイーツ、清水屋の生クリームパンにTop’sの限定ワッフル等のスイーツも充実。公演ごとに企画されるドリンクもお楽しみいただけます。


【アート】
シアタークリエではいくつかのアートを楽しむことができます。まず1階エントランス壁面に刻まれているのはギリシャ悲劇の名セリフたちです。ギリシャ語で刻まれていますが日本語訳を記した看板もありますのでご参照ください。古代より国を超え、時代を超え続く演劇の息吹を感じて頂ければ幸いです。
1階には旧芸術座より受け継いだ、山下快吉製作の菊田一夫の銅像があります。
B2階ホワイエでは絨毯にご注目ください。ピアノ、ギター、ハープ等をモダンにデザインした「楽器」というタイトルのアート作品です。作家は棟方潤乃(むなかた・ひろの)。板画家、棟方志功のお孫さんです。客席では緞帳も御覧ください。開場当時、東京藝術大学大学院を修了したばかりの新進気鋭のアーティスト、塚本智也が原画を描いた「森の中へ」。森の中の光と影を描いたシンプルで温かい作品です。B2階~1階へ続く階段の踊り場には色を操る山本晶(やまもと・あき)の作品に出会えます。シェイクスピア作品から着想を得て人間の「喜怒哀楽」をそれぞれの絵画で表しています。



緞帳

皆さま、シアタークリエにお越しの際には是非、グルメとアートもお楽しみください。ご来場を心よりお待ち申し上げております。


東宝株式会社演劇部
企画編成室副室長 山﨑奈保子
(初代シアタークリエ支配人)