この秋、帝国劇場で、ミュージカル界の巨匠・クンツェ&リーヴァイの最高傑作を!遠藤周作原作によるミュージカル「マリー・アントワネット」
『エリザベート』『モーツァルト!』など数々の傑作ミュージカルを生み出したミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイ最高傑作との呼び声も高い歴史ロマン大作が、世界各地での上演を経て、装いも新たに「新演出版」として、帝国劇場の10,11月に日本再上陸します。王妃マリー・アントワネットと、庶民の娘マルグリット・アルノー、二人の“MA”の運命がフランス革命の嵐の中で交錯する物語をベースに、マリーとフェルセンの悲恋が美しくロマンティックに描かれます。絢爛豪華な衣裳と、新たな楽曲も追加され、豪華キャスト競演でお贈りする待望の「新演出版」に、どうぞご期待ください。
東京公演は、10月8日(月)から11月25日(日)まで帝国劇場、チケット大好評発売中です。
STORY
18世紀、フランス。国王ルイ16世(佐藤隆紀/原田優一)の下、飢えと貧困に苦しむ民衆を尻目に王妃のマリー・アントワネット(花總まり/笹本玲奈)ら上流階級の貴族は豪奢な生活を満喫していた。
パレ・ロワイヤルでの豪華な舞踏会で、圧倒的な美しさを誇るマリーは愛人のスウェーデン貴族・フェルセン伯爵(田代万里生/古川雄大)とつかの間の逢瀬を楽しむが、突然飛び出した貧しい娘・マルグリット・アルノー(ソニン/昆 夏美)は民衆の悲惨な暮らしについて訴え、救いを求めるが、返ってきたのは嘲笑のみ。マルグリットは貧しい人々に目もむけず、自分たちのことしか考えない貴族たちに憤りを覚え、貧困と恐怖のない自由な世界を求め、フランス革命への道を歩み始める。
マリーはヘアドレッサーのレオナール(駒田 一)、衣裳デザイナーのローズ・ベルタン(彩吹真央)を抱え、最先端のファッションの追及に余念がない。が、宝石商のべメールから無数のダイヤモンドが散りばめられた高価な首飾りを売り込まれるも、国家予算が逼迫する中、さすがにその申し出は断らざるを得なかった。
同じ頃、国王失脚を企むオルレアン公(吉原光夫)、革命派の詩人ジャック・エベール(坂元健児)、そしてマルグリットは王妃に関する嘘のスキャンダルを流し、べメールの首飾りに目をつけたオルレアン公は、権謀術数によって、かの有名な「首飾り事件」を引き起こす。やがてその波紋は広がり、王室に対する民衆の怒りと憎しみは頂点に達するが、国王夫妻には、革命への警告も耳に届かなかった。
やがて革命の波はパリにまで押し寄せ、国王一家は友人のランバル公爵夫人(彩乃かなみ)とともに囚われの身となる。マリーを監視するため革命派に送り込まれたマルグリットだったが、やがて二人はお互いの真実の姿を見出してゆく・・・。
なお、福岡公演は9月14日(金)から9月30日(日)まで博多座、名古屋公演は12月10日(月)から12月21日(金)まで御園座、大阪公演は、2019年1月1日(火)から月15日(火)まで梅田芸術劇場メインホールで開催されます。チケット発売中。