絢爛豪華 祝祭音楽劇『天保十二年のシェイクスピア』

作品紹介

「リア王」「マクベス」「オセロー」「ハムレット」「リチャード三世」、そして「ロミオとジュリエット」など、発表から約400年以上を経て今も世界中で上演され続け、現代演劇にも絶大な影響を与えているウィリアム・シェイクスピア。その全ての作品を横糸とし、江戸末期の人気講談「天保水滸伝」を縦糸として、見事なまでに織り込んだ井上ひさしの傑作戯曲が、二〇二四年十二月日生劇場に新たな姿で蘇ります。

主演は、二〇二〇年同公演で「きじるしの王次」役を演じた浦井健治が務め、同じく二〇二〇年公演に出演した唯月ふうか、土井ケイト、阿部裕、玉置孝匡、章平、そして、梅沢昌代と木場勝己が続投いたします。

また今回新たな配役として、大貫勇輔と猪野広樹、綾凰華、福田えりに加え、瀬奈じゅん、中村梅雀の出演が決定しました。

演出は二〇二〇年の同公演と合わせて第28回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第42回松尾芸能賞優秀賞を受賞した演劇界のトップランナーの一人である藤田俊太郎が、音楽は同じく第28回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞し、あらゆるジャンルで日本の音楽シーンをけん引する宮川彬良が、再びタッグを組んでお贈りします。

劇場が熱くたぎるカオスで包まれる絢爛豪華な祝祭音楽劇、豪華新キャストを迎えた『天保十二年のシェイクスピア』に、どうぞご期待ください。

あらすじ

江戸の末期、天保年間。下総国清滝村の旅籠を取り仕切る鰤の十兵衛は、老境に入った自分の跡継ぎを決めるにあたり、三人の娘に対して父への孝養を一人ずつ問う。腹黒い長女・お文と次女・お里は美辞麗句を並べ立てて父親に取り入ろうとするが、父を真心から愛する三女・お光だけは、おべっかの言葉が出てこない。十兵衛の怒りにふれたお光は家を追い出されてしまう。

月日は流れ、天保十二年。跡を継いだお文とお里が欲のままに骨肉の争いを繰り広げている中、醜い顔と身体、歪んだ心を持つ佐渡の三世次が現れる。謎の老婆のお告げに焚き付けられた三世次は、言葉巧みに人を操り、清滝村を手に入れる野望を抱くようになる。そこにお文の息子 ・きじるしの王次が父の死を知り、無念を晴らすために村に帰ってくる―。

主役はみなさまの想像力。この争いの行く末はいかに・・・

公演スケジュール

※公式ウェブサイトをご確認ください。

出演者

浦井健治 大貫勇輔 唯月ふうか 土井ケイト 阿部裕 玉置孝匡 / 瀬名じゅん 中村梅雀 / 章平 猪野広樹 綾凰華 福田えり/梅沢昌代 木場勝己 ほか

スタッフ

作:井上ひさし
音楽:宮川彬良
演出:藤田俊太郎

チケット料金

【平日】
S席:15,000円 A席:10,000円 B席:5,000円

【土日祝日・千穐楽(12/29)】
S席:16,000円 A席:11,000円 B席:6,000円
(全席指定・税込)

チケット等取扱

日本でのチケット購入について

会場
日生劇場
公式ウェブサイト
https://www.tohostage.com/tempo/index.html
備考
住所
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-1
お問い合わせ
03-3503-3111
info@nissaytheatre.or.jp
http://www.nissaytheatre.or.jp/

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